PS4機能紹介その2です。
SHAREボタンと同様に大きな特徴の
VITAを使ったリモートプレイです。
WiiUで可能なWiiUパッドでのプレイと比較されがちですが
全く別物と捉えて問題ないと思います。
それぞれに利点はありますが、PS4とVITAでのリモートは
より幅広い仕様用途が出来る先を行く技術です。
まず、開発側の視点から見るとPS4のリモートは
ゲーム開発にも、パフォーマンスにも何一つ負担を受けない恩恵のようなものです。
PS4側で標準装備されている機能なので
ソフトメーカーが苦労してリモートプレイに開発の予算や期間を割く必要が無いのです。
実際にリモートプレイは開発も非常に簡単で、Ubisoftの開発者は、
半日開発キットを読んで、1日もしくは2日程度でPS Vitaで対応できたと言っています。
さらにゲームの核の部分と別にエンコーダーを積んでいるので
PS4の性能を割かれる事なくリモートプレイが可能です。
WiiUにてメーカーや開発者が敬遠するのは
WiiUでのパッドプレイはソフトメーカーが時間をかけて最適化する必要があり
さらにPS4の様に別途エンコーダーを積んでいるわけではないので
ゲーム用のリソースをパッドに対応するために割かなければならないことなんです。
なので、パッドによってテレビを占有しないと宣伝していたWiiUで
パッドでプレイ可能な対応ソフトが少ないのがわかると思います。
両者の違いを簡単に言うと
PS4は100%ゲームにリソースを割く事が出来て
リモートはPS4が自動でやってくれるようなもので簡単に出来るので
特殊な操作を要求するソフト以外は全てのゲームが対応する。
基本的にVITA操作で足りないボタンをタッチパネル等に割り振るだけで
済むのでソフトメーカーも非対応にする意味が無い。
WiiUはパッドプレイをサポートするには100%ゲームにリソースを割くことができず
パッドによるプレイ自体も自分達で頑張って対応させなければならなく
手間がかかるので対応するタイトルが減ってしまい
性能を使いきるようなゲームではパッドに対応出来ない。
こういうことになります。
ユーザー視点から見ると、遅延の問題も気にされているとは思いますが、
2~3フレーム程度の遅延という事で
RPGやSLG、ADVは勿論、ACTでも意図してテレビと比較したり、
遅延分析などするのでなければ、多くの人が普通に
問題なくプレイ出来ると思います。
家庭内だけではなく、Wifi環境があれば外出先でもプレイ可能です。
ただ、わずか数フレームがゲーム性に関わってくる対戦格闘ゲームや
音ゲー等のシビアな操作が必要となるタイトルには不向きだと思います。
また、全てのゲームとは言ってもカメラやモーションコントローラーが
必要なゲームは当然不可能です。
それとWiiUのパッドプレイと違い、
残念ながらボタン数が違うので、PS4のコントローラーのボタンを
全て使うようなゲームは足りない一部の操作をタッチパネル等での入力となるので、
快適にプレイするのは難しいタイトルもあると思います。
それでも、全てのゲームを何処でも手軽に
プレイできるという時代が来ると思うとワクワクしますね。
ついでにSHARE機能とPlayStationAppについて公式の動画が公開されたので
あらためてご紹介させて頂こうと思います。
簡単な手順で楽しめることがわかります。
今日はいよいよ発売前夜です。
次の記事はサービス等を含むまとめ記事になります。
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PS4発売直前~ゲームライフが変わる! ~その2 リモートプレイは全てのゲームで
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